偉人と歯のおはなし。②
こんにちは!!
連続のブログ更新となります(笑)
歯科医師の中岡です
今回も、歴史上の人物と歯のおはなし。
漫画の影響で知った「新選組」。
最初に知ったのは少年漫画「るろうに剣心」、次は少女漫画「風光る」でどハマり。
今回はその新選組の一人、2番隊組長「永倉新八」のお話です。
なんと、彼の死因は
「虫歯が原因の骨膜炎と敗血症」!!!!!
「え、虫歯で死ぬの?」と現代なら誰しも思うでしょう。
永倉新八が亡くなったのは1915年。
抗菌薬「ペニシリン」が発見されたのは1928年。
日本に入ってきたのは、その大分あと。
ちょっとした感染症でも命を落としてしまう時代だったのです。
ただ、現代でも、虫歯を放置することで顔が腫れ、熱が出て飲み薬が効かず入院する、なんてこともよくある事です。
たかが虫歯、されど虫歯。
今も昔も、口のケアが大切であることに変わりありませんね
ちなみに、江戸時代の歯ブラシです↓
「房楊枝」というらしいですよ