明日からの診療について
投稿者:くいしんぼう院長|投稿日:2020年4月19日
こんばんは 院長の川島です。
緊急事態宣言が発令されてから、目まぐるしい勢いで様々な状況が一変してきました。
今までに経験のない状況で患者さん・スタッフ・家族を守るために何ができるのかを
毎日にように悩み検討し決断してまいりました。
今回の判断に至った私の正直な気持ちを綴りたいと思います。
発令前後の時点では私の知り合いのクリニックさんの方針は大きく分けて2つでした。
・速やかに5月6日まで休診を決断されたクリニック。
・今までと変わらない診療体制を貫くクリニック。
様々な考え方・捉え方があり、どちらを取っても理解できることばかりです。
私は。
患者さんの不安や痛みを取り除きたい歯科医師として気持ち。
雇用するスタッフの健康と生活を守りたい経営者としての気持ち。
特例での保育許可をもらい毎日預けている子供達や家族を守りたい気持ち。
大切な3つを全て守る方法を必死で模索しました。
発令直後は医療に分類される歯科なので、当然通常の診療体制で臨む考えでした。
元々歯科は口腔内の細菌を対象とする学問ですし、当院としても日頃の感染防止対策をしっかりと行なっていたので特に不安になることはありませんでした。
しかし様々な情報や国からの通達などで次第にこのままではいけないと感じ始めました。
感染が拡大した今、患者さんだけではなく自分自身も感染源になる可能性が100%ないと
断言できる状況ではありません。
とにかく接触せず、自宅にて外出自粛をすることが最大限できる感染予防と判断を致しました。
その上で診療体制の縮小という形で、
(20~24日午前中のみ、25日通常、26~6日まで休診)
急を要する患者さんの対応をすることができ、
勤務するスタッフの人数制限を設け、通勤や勤務中の接触は最大限抑えられ、
いつもより早く子供達を迎えに行くことができます。
患者さんや関係者の方からは賛否あると思いますが、
私が考え導き出した答えが今回の診療体制になります。
絶対に患者さんもスタッフも家族も誰一人として失いたくはありません。
インフルエンザに毛の生えたようなものだと安易に考えられる方もいらっしゃいますが、
予防ワクチン・治療薬がないこの状況で自分や周りの人達に何が起きてもおかしくはありません。
今回の私の決断でご迷惑をおかけしました患者さんにおかれましては、
大変申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。
しかし何卒ご理解・ご協力頂きますことをお願い申し上げます。
6日より通常診療に戻る予定でご予約をいただいておりますが、
今後のコロナ感染者の動向を踏まえた上で状況判断を行って参りますので
診療体制の変更がある場合は速やかにご報告いたします。
当院ホームページやSNSにて発信もして参りますので、ご不安なことがある場合は
気兼ねなくクリニックへお問い合わせください0366612296