偉人と歯のおはなし。③
投稿者:マーレスタッフ|投稿日:2020年6月12日
みなさまこんにちは!!
歯科医師の中岡です。
今回は、前回の新選組からの「坂本龍馬」と歯のお話
坂本龍馬は、明治政府が成立するうえで欠かせない、数々の業績を残しました。
33歳という若さで亡くなってしまいましたが、それでも歴史に名を遺すってすごい事ですよね。
さて、そんなすごい人物、坂本龍馬も歯の痛みに悩まされたことがあったそうです。
そんな時、「歯の痛みが治りますように」とお参りしたのが、静岡県の西来寺というところらしいです。
お参り後に痛みが実際に無くなったことから、坂本龍馬はここに「歯痛観音」を奉納したのだとか。
もしかしたら、大きな虫歯があって最初は神経の痛みがあったのだろうけれど、神経が死んでしまって痛みが無くなっただけなんじゃないの??と
ひねくれた目線で考えてしまいましたが、もしその時代に生まれていて、歯科医師になっていたら坂本龍馬の診察をしてみたかったなあと思います
ちなみに、明治維新前は「口歯科・口中科を専業にする医師」がいたそうです。
まだ「歯科医師」という名称はなく「医師」が口の中を診ていたということですね!
さて、そんな坂本龍馬のお墓は京都霊山護国神社にあります。
すぐ隣には、同じ志を持ち、近江屋で共に襲撃された中岡慎太郎が眠っています。
日本の未来の為に尽力した若い二人。
中岡慎太郎とは苗字の中岡つながりで、なんとなく親近感を持っています
コロナが落ち着いたら、京都の二人のお墓を訪ねてみたいです。
↓中岡慎太郎と坂本龍馬です
写真で見る限り、中岡慎太郎の歯はキレイですね!